1948-04-08 第2回国会 参議院 決算・鉱工業連合委員会 第1号
それから第三號の、石炭及び亞炭の有效利用に關する事項、これは昨年關四の勞働情勢を視察して、火力發電所の技術者から聞いたことでありますが、今日日本の汽車では石炭を焚いておる。ところがあれは女中が家庭で風呂を焚くのと大して變らない技術であので、非常に石灰が不經濟に使われおる。あれを火力發電にすると、五分の一の石炭でよいそうであります。
それから第三號の、石炭及び亞炭の有效利用に關する事項、これは昨年關四の勞働情勢を視察して、火力發電所の技術者から聞いたことでありますが、今日日本の汽車では石炭を焚いておる。ところがあれは女中が家庭で風呂を焚くのと大して變らない技術であので、非常に石灰が不經濟に使われおる。あれを火力發電にすると、五分の一の石炭でよいそうであります。
發電所の建設資金、それから火力發電所の復舊資金といつたようなものが大部分でございます。運轉資金は、配電會社及び日發のも若干あります。これは、昨年の三月までに、一部赤字融資として出されてたもので、これは四月の料金の改訂の時に織込んで貰つて、四月以降の收益で返せたのでございます。
この地熱發電が實現すれば火力發電所は無用となり、鐵道の電化も容易に實施せられるであろう。さらに地熱を十分開發すれば、農村の電化、家庭の電化も實現せられ、諸生産工業も大いに振興するであろう。しかして石炭は化學工業のごとき重要なる方面に利用し得られることになる。ついては地熱發電を即時實施されたいというのであります。以上が本請願の趣旨であります。何とぞ審議の上、採擇くだされんことをお願い申し上げます。
本電氣委員會におきましては、電力事情のいま一層の實態の把握、實情調査のために、尼崎火力發電所その他水力發電所等の視察を行う必要があると思いますが、視察の箇所の選定竝びに日時の決定は委員長一任といたしまして、委員長において適當な手續を進められんことを希望いたいます。
○落合專門調査員 縣下自家用火力發電所動員に關する陳情、陳情者山口縣宇部市山口縣電力協議會長俵田明、山口縣における自家用火力發電所動員に關し、最近廣島商工局より動員の通知を受けたが、今までのところ具體的な數字の明示なく、動員實現の基礎條件が明確を缺いているについては、所期の效果をあげるため、動員に必要なる石炭は質量二點の確保の上これを別わくとして配炭し、受電と自家發電との差額の補償、故障時における豫備電力
のみならずこれは最近の新聞でも多分御決定になつただろうと思われますが、九州、中國では自家用の火力發電を皆廻すために石炭をやらうという御趣旨のようで、この外に關東にも澤山の自家用火力發電所もある。これも火力發電が足りないというのは、石炭さえ廻わせばできる。その石炭は昨年に比べて五百萬トンも多く出炭しておるではないですか。何故石炭をお使いにならないか、重要産業にお廻わしになるのも結構です。
そこで最近いよいよ北九州及び關門の火力發電の修理を相當長時間にわたつて、つまり殘業、徹夜等をいたしていただきまして、一日も速やかにこれの發電能力を回復してもらうためにお願いをいたしまして、これが完成をいたしますと相當回復してくる情勢にありますので、勞務者用の加配米でありますとか、あるいは地下たびその他を特配をいたしまして、この火力發電所の修復に全力をあげております。
――――――――――――― 十一月十日 近畿地方における電力需給改善に關する陳情書 (第五二三號) 電力危機突破對策に關する陳情書 (第五二六號) 電力供給方法是正に關する陳情書 (第五 二七號) 山口縣自家用火力發電所動員に關する陳情書 (第 五九四號) を本委員會に送付された。
○落合專門調査員 九州地方電力危機に關する陳情書、陳情者、九州商工會議所連合會長山脇正次、九州地方の電力危機解消のため、政府は速やかに(一)中國よりの融通電力を最大限度まで常時確實に實行すること(二)管内火力發電所の修理補強(三)管内鑛山工場その他に保有する自家發電設備の活用(四)勞働意欲の向上等、諸事項を應急對策として措置するとともに、本地方の特殊事情に鑑み、水火力發電に關する的確なる早次計畫を樹立實施
それから別に日本窒素工場の水俣の方にあります火力發電所、それから延岡にあります旭化成の火力發電所、これらは電氣事業の方から石炭を提供いたしまして火力發電をさせて、配電會社の方あるいは日發の方が電氣を受取つて、一般の供給に充てているものが一萬七千キロ・ワツトありまして、合計四萬一千キロ・ワツト自家用の火力發電を運轉させております。これが九州の電源の要求に間接に寄與しているわけであります。
九州地方はお説のごとく火力發電への依存度が非常に高いので、電力事情改善策といたしましては、まず火力發電所の補修設備に重點をおきまして、出力の囘復をはかつておる次第であります。すなわち特別の協議會を設けまして、資材、資金、食糧、勞務用物資等について特別の考慮を加えることといたして、實行に移しつつある次第でございます。
○小委員外委員(丹羽五郎君) 今政府委員の御説明で、電化の非常に有效なことは十分聽かして頂きましたが、ポーレー大使の賠償という問題におきまして、日本の火力發電所約三十を二十取るというようなことになり、恐らく日本の發電所というものは相當賠償の對象になるべきものであるというように私共は考えておりますが、さようなことは將來この豫定線を拵えるという意味におきまして、十分勘案いたしておられるのでありますか。
○政府委員(西村英一君) 火力發電所の賠償のことにつきましては、私は直接極く最近の情勢は知らないのでありまするが、確かに電化の一部大きい隘路になる點は電源の問題は確かであります。
敗戰後の石炭不足と火力發電所の戰災等によりまして、今日日本における唯一の動力源たる水力電氣の最高度活用以外に途はないことは言をまたない次第であります。この消耗することなき水力電氣こそ、石炭動力に代つて、わが國經濟復興の中心となるべきものであります。最近米英兩國政府におきましては、水力發電に最も重點を置き、ギリシヤのごときは水力電氣の開發以外ギリシヤの復興なしと叫んでおります。
いずれにいたしましても、九州に例をとつて見ましても、火力發電と水力發電の問題がありますがどうしても當面最大の急を要するものは、火力發電所の補修を速やかに徹底的にやつて、これを囘復するということであります。
次に冬季の渇水期を控えまして、水力發電所の現有設備修復に御努力願うことは、質疑中において了承したのでありますが、火力發電所に對する適性炭を極力ただいまより十分に確保せられまして、豫想せらるるこの冬季の異常な渇水に對處せられたいことであります。
九州の發電所で今問題になつておりますのは火力發電所でありますが、火力發電所が七箇所ありまして、その補修の難點はボイラーにあるのであります。そのボイラーの數は全體で五十七箇ありまして、發電所一箇所平均八箇ということになつております。
最初、過日九州の火力發電所の修理の状況、發電の状況等を調査するため、落合専門委員を派遣いたしましていろいろ調査を遂げ、なお私もその方へ參りまして、ともに調査をいたしたのでありますが、落合調査員からその事情の御報告をしてもらうことにいたします。落合調査員。
例えて申しまするならば、火力發電所におきまするところのボイラーマン、或いは送電線、配電線のような、ああいう極めて生命の危險に晒されなければならないところの外線の電氣工、こういつたような人は、最近極めて募集難に陷つておるのであります。
○栗山良夫君 今のお考え方で大體了解いたしましたが、ただ私、電氣委員として過日九州關西方面のこういつた重勞働關係の職場を視察したのでありますが、その中で、今、厚生關係ででも若干の好遇を與えるよううなふうに考えて行くべきだというお説がありましたが、事實において、例えて申しますならば、北九州におけるあの重工業地帶の中にあるところの火力發電所の中で、非常に重勞働、而も不潔極まる勞働をやつている人たちが、食糧
九配の火力發電所の從業員に對しては加配米が現在何もないということで、外にいろいろお願いもありますが、これは特に皆さんで採上げて頂きたいとお願をいたしたい次第であります。 かようにいたしまして、何とかしてこの多の渇水期を乘切りたいと思う次第であります。甚だ簡單でありますが……。
それから火力發電所につきましては、現在は戰災によりまして壊れましたところの最も優秀な發電所三ヶ所、これの復舊に努力いたしまして、その外尚既設の火力發電所の補修に努めまして、この分は大體昨年に比べまして約二十八萬キロワツトを増加いたす勘定でございます。
それで戰後急激に火力發電所の故障が續發し出した。水力發電所も戰時中に建設されたものは、應急建設方法しかとつていないために、その故障が戰後において起つて來たとも申しております。それからこれが復興のためには、戰後澎湃として起つた闇とインフレのために資材が思うように手に入らない。資金の融通ができない。食糧が逼迫して勞働者が働かないということを申して、この電力復興が遅延しておることの口實にしております。
十六日の午前中名港火力發電所を視察して午後の十三時二十四分の急行列車で名古屋を出發して歸つたのでございます。 この木曾川の水系は御承知のように一番上流に三浦の大きな貯水池がありまして、それからの水系に現在開發されております發電所が約十四、それから工事中のものが二ヶ所、それからまだ末開發で計畫中のものが三ヶ所、合計十九ということになつております。
更に九州地區の制限種別電力調書、それから更に九州配電の四月の電力制限の状況に關する調書、この外港の火力發電所の施設及び現状の概要の報告書、それから大阪の尼崎第一、第二發電所の状況報告書等が提出されておりますから、一應保管して置きまして、必要なときに御覧願いたいと思います。尚附加えて置きますが、先程の御嶽班からの視察報告と關聯しまして、同樣な各種の資料が提出されております。
最初の豫定では八月の十五日に東京を立ちまして、二十三日の歸郷の豫定を以ちまして、九州大牟田市にありまする港火力發電所竝に大阪にありまする尼崎火力發電所の復興状況を視察する、こういうことが主目的でございましたけれども、その後状況を調べて見まして、北九州で今只最も困難な條件の下に火力發電に從事し、重要な役割を果しております戸畑、小倉の發電所竝に大阪、九州の丁度中間に所在いたしまして、本州の水力電氣の九州
○栗田委員 現在の勞務加配の状況を調べてみますと、これは九州の一火力發電所のみに勞務加配を現在行われておつて、あとの發電所にはほとんど勞務加配は行われていないというような現況であるそうでございますが、この點に關して……。
勞務加配の全國加配をいたしておりますのは、九州の火力發電所と宇部の小野田、この二地點でございます。あとは各府縣におきましては府縣の配給があります。
從つて政治的な問題については、これを後日安本長官の御出席まで保留して、とりあえず先ほど岡部動力局長からのお話の中に、大體山口縣のある火力發電所の修復工事については相當な加配米を出している。
ではありませんけれども、主務の方の意見としては、大體出來秋のときにあらためて業種別の勞務加配の基準を決定する、それまでは特に重要なものを一つ取上げて考えてくれということで、電氣についても今のお話のようにいろいろと重要なものがございますが、電氣の全勞働者の總意として、九州、山口地區の勞務加配を確保してくれることが一番緊要であるというように政府の方に話がございまして、それで先ほど申しましたように九州、山口地區の火力發電所
それからかかる事態を防止するためには、現在から火力發電所の補修を行い、できるだけ貯炭を殖やすことが望ましいと言われておりますが、火力發電所の、補修に對してどの程度の資材を出されたか、また出される計畫であるか。また貯炭を殖やすということが望ましいと申されておりますけれど、現在どのように貯炭計畫をされておるか。この點についてお尋ねしたい。
その足りない部分を火力發電力で補うというようなことで今までやつておつたのでありますが、肝腎の火力發電所が殆んど半身不隨になつてしまいまして、一方では殆んど火力發電所は爆撃でその發電力がなくなつてしまう、尚殘つた發電所も戰爭中非常に酷使されまして、修理等も思うようにいたらなかつたのでありますが、もう一つは、最近の石炭の事情が御承知のうよに非常に逼迫いたしまして、石炭の量が不足した。
これに對しましては、その系統ごとに可及的に炭鑛の發電力には支障を生ぜしめないという工夫をいたしておるのでありまして、これが例として一、二申し上げてみますならば、三池炭鑛方面におきましては、かような緊急の場合におきましては、港火力發電所の機械を單獨系統といたしまし六十サイクルの正規の運轉を行わせまして、排水その他の保安電力に使用させる、こういう措置を非常の場合に講じております。